給食室より

2022年5月の記事一覧

5月30日 KOGOGAKUランチ

 

 

 

 

 

 

<本日の献立>
 ごはん
 いわしごまみそ煮
 かみかみサラダ
 うーめん汁
 牛乳

<本日のみやぎのおいしい食材>
 ★ごはん(環境保全米ひとめぼれ)
 ★きゅうり ★ねぎ ★うーめん
 ★油揚げ ★牛乳

 

<本日のもぐもぐつうしんより>
 ★たべものクイズ★
 「うーめん」は,宮城県内のある市の特産品ですが,さて,その市とは次の3つのうち,どこでしょうか?

① 仙台市
② 大崎市
③ 白石市

 

答え:③ 白石市

 江戸時代,宮城県の白石城下に住む味右衛門という若者が,旅のお坊さんから,油を使わずに,小麦粉と水だけを
使って作るめんの作り方を教わりました。
 味右衛門の父親は,胃の病気で苦しんでいたため,「胃に優しい油を使わないめんなら,父も食べられるのでは」と思い,作って食べさせたところ,父親は喜んで食べ,病気は少しずつよくなっていきました。
 この話を聞いた白石城のお殿様の片倉公は,味右衛門の父親に対する温かい気持ちに感動し,このめんを漢字で「温かい麺」と書いて「うーめん」と名づけました。味右衛門はその後,城下にうーめんの作り方を広め,現在では,白石市の特産品になっています。

※ もぐもぐつうしんは,給食時に学級に配布している食に関するプリントです。

5月27日 KOGOGAKUランチ

 

 

 

 

 

 

<本日の献立>
 五目チャーハン
 ほうれんそう入りぎょうざ
 ワンタンスープ
 牛乳

<本日のみやぎのおいしい食材>
 ★ごはん(環境保全米ひとめぼれ)
 ★卵 ★ねぎ ★牛乳

 

<本日のもぐもぐつうしんより>
 ★たべものクイズ★
 今日の給食にも出ている「ぎょうざ」は,中国から伝わった料理ですが,日本で初めて「ぎょうざ」を食べたといわれているのは,次の3人の歴史上有名な人物のうち,どの人でしょうか?

① 徳川家康
② 徳川光圀
③ 伊達政宗

 

答え: ② 徳川光圀

「水戸黄門様」ともよばれている「徳川光圀」が,日本で初めて「ぎょうざ」を食べたといわれています。
「ぎょうざ」は,2600年くらい前から「中国」で作られている料理です。日本に「ぎょうざ」が伝わったのは,江戸時代の初め頃(約400年前)です。その頃は,一般の人たちには手の届かない料理で,一般の人たちがぎょうざを食べられるようになったのは,60年くらい前からだそうです。

※ もぐもぐつうしんは,給食時に学級に配布している食に関するプリントです。

5月26日 KOGOGAKUランチ

 

 

 

 

 

 

<本日の献立>
 ナポリタン
 鶏肉レモン風味
 フレンチサラダ
 バナナ
 牛乳

<本日のみやぎのおいしい食材>
 ★鶏肉 ★きゅうり ★牛乳

<本日のもぐもぐつうしんより>
「ケチャップ」のおはなし

 現在,日本やアメリカで「ケチャップ」というと,トマトケチャップのことを指しますが,もともとは,野菜,くだもの,きのこまたは魚介類などを原料にした調味料のことをいいます。
 イギリスでは「マッシュルームケチャップ」,フィリピンでは「バナナケチャップ」,インドネシアではソース類のことをケチャップとよんだりしますので,世界的にみると「ケチャップ=トマトケチャップ」ではないようです。
  ケチャップの発祥は古代中国で,魚介類を発酵させた魚醤という調味料がケチャップのはじまりといわれています。 
  中国→マレー半島→イギリス→アメリカ→日本という流れで伝わり,1903年に日本初のケチャップが販売されました。

※ もぐもぐつうしんは,給食時に学級に配布している食に関するプリントです。

5月25日 KOGOGAKUランチ

 

 

 

 

 

 

<本日の献立>
 ごはん
 五目厚焼き卵
 おかかあえ
 わかたけ汁
 牛乳

<本日のみやぎのおいしい食材>
 ★ごはん(環境保全米ひとめぼれ)
 ★卵 ★鶏肉 ★わかめ
 ★豆腐  ★牛乳

<本日のもぐもぐつうしんより>
 ★たべものクイズ★
 今日の給食の汁物は「わかたけ汁」です。「わかたけ」という名前の由来は,次の3つのうちどれでしょうか?

① 「若いたけのこ」が入っているから
② 「若山竹男さん」という人が考えた料理だから
③ 「わかめ」と「たけのこ」が入っているから


答え:③「わかめ」と「たけのこ」が入っているから

 「わかたけ汁」の,「わか」は「わかめ」,「たけ」は「たけのこ」を意味します。どちらも春に旬を迎えることから春を代表するすまし汁となっています。「わかたけ」という名前は,汁物のほかにも,煮物や揚げ物などにも使われます。

※ もぐもぐつうしんは,給食時に学級に配布している食に関するプリントです。

5月24日 KOGOGAKUランチ

 

 

 

 

 

 

<本日の献立>
 セルフホットドック
 キャベツとコーンのサラダ
 コーンポタージュ
 牛乳

<本日のみやぎのおいしい食材>
★パン(夏黄金40%・シラネコムギ10%)
★きゅうり ★米粉 ★牛乳

明日から3週間,2・3年生は現場実習,1年生は校内実習・グループ実習です。
2・3年生は給食がありません。
「はやね・はやおき・朝ごはん」で,生活リズムと体調を整えて,毎日の実習に臨みましょう。
実習明けの給食初日は,人気のカレーの予定です。「おかえりカレー」で,皆さんの帰りを待っています!

5月23日 KOGOGAKUランチ

 

 

 

 

 

 

<本日の献立>
 ごはん
 ミートボールカレー
 カラフルサラダ
 フルーツポンチ
 牛乳

<本日のみやぎのおいしい食材>
 ★ごはん(環境保全米ひとめぼれ)
 ★きゅうり  ★牛乳

<本日のもぐもぐつうしんより>
 「フルーツポンチ」のおはなし         

「フルーツポンチ」は,今から400年くらい前に,イギリスで生まれた「パンチ」という飲み物に,切ったくだものを入れたものです。「パンチ」とよばれる飲み物は,お酒に,砂糖,果汁,シロップ,炭酸水,紅茶または香辛料を入れたものですが,現在は,お酒を使わない場合もあります。
 日本で初めてお店に「フルーツポンチ」が登場したのは1923年で,銀座にあるフルーツパーラーのメニューに加わりました。
 今日の給食の「フルーツポンチ」は,サイダーに「もも」「パイン」「みかん」と「マスカットゼリー」を入れました。

※ もぐもぐつうしんは,給食時に学級に配布している食に関するプリントです。
 

5月20日 KOGOGAKUランチ

 

 

 

 




<本日の献立>
 ごはん
 鮭のみそマヨネーズ焼き
 ひじきの煮物
 すっぽこ汁
 牛乳

<本日のみやぎのおいしい食材>
 ★ごはん(環境保全米ひとめぼれ)
 ★こんにゃく ★大豆
 ★油揚げ ★うーめん
 ★ねぎ ★牛乳

<本日のもぐもぐつうしんより>
★たべものクイズ★
 宮城県の郷土料理「おくずかけ」のことを「すっぽこ汁」と呼んでいるのは,次の3つのうちどこでしょうか?

 ① 仙台市
 ② 美里町
 ③ 登米市

 

答え: ② 美里町

  宮城県の郷土料理「おくずかけ」のことを,美里町周辺では「すっぽこ汁」とよびます。野菜のほかに,うーめんなどを入れ,しょうゆで味付けをして片栗粉でとろみをつけたもので,精進料理としてお盆やお彼岸に食べることが多いようです。
 「すっぽこ」という名前の由来は諸説ありますが,昔は,野菜の切れ端を使って作っており, 野菜の切れ端を「しっぽ」と呼び,「しっぽ」がなまって「すっぽこ」となり,野菜の切れ端を無駄なく使った具だくさんの汁物であるころから「すっぽこ汁」と呼ばれるようになったと言われています。
 美里町には,すっぽこ汁が好きすぎて,自らすっぽこ汁にとびこんだといわれる「すっぽこジー」と言うキャラクターがいます。

 

※ もぐもぐつうしんは,給食時に学級に配布している食に関するプリントです。

5月19日 KOGOGAKUランチ

 

 

 

 

 

 

<本日の献立>
 広東麺
 はるまき
 フルーツ杏仁
 牛乳

<本日のみやぎのおいしい食材>
 ★豚肉  ★ねぎ  ★牛乳

<本日のもぐもぐつうしんより>
 「広東麺」のおはなし

 「広東麺」は「広東」という名前がついているため,中国南部にある広東省でうまれた料理だと思われがちですが,日本で食べている広東麺は,日本人が独自に,アレンジして作った料理です。 
 日本の「広東麺」は,とろみのあるスープが特徴ですが,中国の広東で食べられている「広東麺」は,とろみのないスープが使われています。
 このように日本人は昔から,ほかの国から伝わった料理を日本人の好みに合わせ,アレンジして食べてきました。「広東麺」のほかにも「台湾ラーメン」「天津飯」「中華丼(飯)」なども日本でうまれた料理です。

※ もぐもぐつうしんは,給食時に学級に配布している食に関するプリントです。

 

5月18日 KOGOGAKUランチ<みやぎ水産の日>

★みやぎ水産の日★
毎月第3水曜日はみやぎ水産の日です。

 

 

 

 

 


<本日の献立>
 のりのりごはん
 フカフカだんごの野菜あんかけ
 糸寒天と豆のサラダ
 わかめスープ
 牛乳

<本日のみやぎのおいしい食材>
 ★ごはん(環境保全米ひとめぼれ)
 ★フカフカだんご(サメ肉)
 ★のり ★わかめ ★きゅうり
 ★大豆 ★豆腐  ★ねぎ

<本日のもぐもぐつうしんより>
 今月紹介するみやぎの水産物
<フカフカ団子(サメ)>

☆サメの水揚げ量日本一!!
 
サメ類の全国の年間漁獲量(2019年)の約49.9%は,宮城県です。2位の北海道が6.9%ですので,大差をつけてのトップです。今日の給食で使っている「フカフカ団子」は,「リアスフードグランプリ2014」で,気仙沼の高校生が考案したグランプリレシピをアレンジして製品化されたものです。

☆サメは捨てるところがない!?
 
サメは,捨てるところがないと言われるほど,様々な加工品として利用されています。

 「肉」 ・・・ すり身にしてかまぼこなどの練り製品
 「肝臓」 ・・・ 肝油ドロップや化粧品,機械油
 「皮」 ・・・ バックや財布などの高級皮製品
 「歯」 ・・・ 装飾品
 「ヒレ」 ・・・ フカヒレとして中華料理の高級食材

※ もぐもぐつうしんは,給食時に学級に配布している食に関するプリントです。

5月17日 KOGOGAKUランチ

 

 

 

 

 


<本日の献立>
 米粉パン
 ミートローフ
 アスパラのサラダ
 コンソメスープ
 ゼリー
 牛乳

<本日のみやぎのおいしい食材>
 ★米粉パン(ひとめぼれ70%)
 ★豚肉 ★きゅうり ★卵
 ★牛乳

<本日のもぐもぐつうしんより>
 ★たべものクイズ★
 「アスパラガス」には,この野菜から発見された「アスパラギン酸」という薬にも使われている成分が豊富に含まれます。それは,どんな働きをするのでしょうか?

① 脳のエネルギーのもとになる
② 髪の毛を増やす
③ 体の疲れをとり,スタミナをつける



答え:③ 体の疲れをとり,スタミナをつける

 アスパラガスは,「アスパラギン酸」のおかげで,1日に10cmほども伸びるパワフル野菜です。収穫しないでおくと1mくらいまで成長するそうです。
 アスパラガスは,トップアスリートのための食事プログラム(日本オリンピック委員会)に取り入れられたほど,疲労回復効果の高い野菜です。そのパワーの源は,「アスパラギン酸」。体が疲れたときは,カリウムやマグネシウムの補給が必要ですが,アスパラギン酸には,これらの栄養素の吸収をよくする働きがあります。また,乳酸(疲労物質)の燃焼を助けたり,アンモニアを除去するなど,疲労回復パワー満載の野菜です。

 群羊社 食育早わかり図鑑より

※ もぐもぐつうしんは,給食時に学級に配布している食に関するプリントです。

5月16日 KOGOGAKUランチ

 

 

 

 

 


<本日の献立>
 ごはん
 赤魚のバンバンジーソースかけ
 切り干し大根煮
 キャベツのみそ汁
 牛乳

 ※ 給食室特製のバンバンジーソースでごはんが進みます。

<本日のみやぎのおいしい食材>
 ★ごはん(環境保全米ひとめぼれ)
 ★ねぎ ★油揚げ ★豆腐
 ★みそ ★牛乳

 ※ 本日のもぐもぐつうしんは,別添ファイルをご覧ください。

2022.5.16(もぐもぐつうしん).pdf
  
 

5月13日 KOGOGAKUランチ

 

 

 

 

 


<本日の献立>
 油麩丼
 ごぼうサラダ
 豚汁
 ヨーグルト
 牛乳

<本日のみやぎのおいしい食材>
 ★ごはん(環境保全米ひとめぼれ)
 ★油麩 ★こんにゃく ★卵
 ★きゅうり ★豚肉 ★豆腐
 ★ねぎ ★牛乳

<本日のもぐもぐつうしんより>
 ★たべものクイズ★
 「油麩丼」は,宮城県内のある市のB級グルメですが,さて,その市とは次の3つのうち,どれでしょうか?

① 栗原市
② 大崎市
③ 登米市 

 

答え:③ 登米市

「油麩丼」は,今から30年くらい前に,登米市登米町の旅館のおかみさんが考えた料理です。
お肉が苦手なお客さんに,「親子丼」のお肉の代わりに「油麩」を使って作ったのが,はじまりといわれています。
「油麩」は登米地方に昔から伝わる食材で,小麦粉のたんぱく質成分の「グルテン」を油で揚げて作ったものです。登米市内には,油麩を作っている店が数軒ありますが,店によって,味・形・色・食感に違いがあります。給食で使っている油麩は,登米市津山町の店で作られたものです。

 

※ もぐもぐつうしんは,給食時に学級に配布している食に関するプリントです。

5月12日 KOGOGAKUランチ

 

 

 

 

 

 

<本日の献立>
 あんかけ焼きそば
 さつまいもと大豆の甘辛煮
 海藻サラダ
 甘夏
 牛乳

<本日のみやぎのおいしい食材>
 ★豚肉 ★きゅうり ★水菜
 ★大豆 ★牛乳

<本日のもぐもぐつうしんより>
 「甘夏」のおはなし
 「甘夏」は,「夏みかん」が「枝変わり」といわれる突然変異を起こして誕生しました。1935年頃に大分県津久見市の川野さんの農園で発見され,1950年に「川野夏橙」という品種名で登録されました。
 夏みかんに比べて酸味が少なく食べやすいのが特徴です。皮はかためで厚く,薄皮も厚めなので,薄皮をむいて食べましょう。
 甘夏の仲間に「新甘夏」という品種がありますが,これは甘夏の枝変わりで,愛媛県では「サンフルーツ」,静岡県では「ニューセブン」,和歌山県では「田の浦オレンジ」という名前で流通しています。

※ もぐもぐつうしんは,給食時に学級に配布している食に関するプリントです。

5月10日 KOGOGAKUランチ

 

 

 

 

 

 

<本日の献立>
 バターロールパン
 ハムエッグ
 コーンとチーズのサラダ
 ミネストローネ
 オレンジ
 牛乳

<本日のみやぎのおいしい食材>
 ★パン(夏黄金40%・シラネコムギ10%)
 ★きゅうり ★牛乳

<本日のもぐもぐつうしんより>
 ★たべものクイズ★
 「ミネストローネ」は,どこの国の料理でしょうか?次の3つの中から選んでください。
  ① スペイン
  ② イタリア
  ③ フランス

 

答え:② イタリア 

 「ミネストローネ」とはイタリア語で「具だくさんのスープ」という意味があります。使う材料の決まりはなく,各家庭で違うそうです。
 ミネストローネのおいしさを作り出しているのは,「トマト」と「にんにく」です。トマトには,うま味成分の「グルタミン酸」が含まれており,イタリア料理のおいしさを作り出す食材として重宝されています。

※ もぐもぐつうしんは,給食時に学級に配布している食に関するプリントです。

5月9日 KOGOGAKUランチ

 

 

 

 

 

 

<本日の献立>
 ごはん
 あじフィーレフライ
 もやしのごまあえ
 なめこ汁
 牛乳

<本日のみやぎのおいしい食材>
 ★ごはん(環境保全米ひとめぼれ)
 ★なめこ ★豆腐 ★みそ
 ★牛乳

<本日のもぐもぐつうしんより>
 ★たべものクイズ★
 今日の給食に使っている魚は「あじ」ですが,漢字で書くと次の3つのうちどれでしょうか?

  ① 鰯
  ② 鰤
  ③ 鯵

 

 答え: ③ 鯵 
     ※①は「いわし」 ②は「ぶり」

 「鯵」の旬(おいしい時期)は5月から11月で,日本各地の海にいる回遊魚です。小さい割には,味がよいので「あじ」という名前になったといわれています。
 鯵には,DHA(ドコサヘキサエン酸),EPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれていて,学習や記憶力のアップ,動脈硬化などの生活習慣病の予防に効果があるといわれています。
 今日は,「あじフィーレフライ」です。「フィーレ」とは,魚の身を三枚におろしたもののことをいいます。

※ もぐもぐつうしんは,給食時に学級に配布している食に関するプリントです。

5月2日 KOGOGAKUランチ

 

 

 

 

 


<本日の献立>
 たけのこごはん
 鯛型卵焼き
 おひたし
 すまし汁
 ミニ柏餅
 牛乳

※ 今が旬のたけのこを使用した「たけのこごはん」,鯉のぼりの代わりに鯛の形をした「卵焼き」,そして「柏餅」で「端午の節句」の雰囲気を味わえる献立にしました。

<本日のみやぎのおいしい食材>
 ★ごはん(環境保全米ひとめぼれ)
 ★小松菜 ★わかめ ★油揚げ
 ★ねぎ ★牛乳

<本日のもぐもぐつうしんより>

5月5日は こどもの日・端午の節句

こどもの日の成りたちは・・・

①  最初は厄払いの行事
 今から約2300年前の古代中国の厄払いの風習が日本に伝わり,奈良時代頃の菖蒲の葉などを使った豊穣と厄払いの行事と結びついて端午の節句の原型になったといわれています。

 ②  厄払いからお祝いに
 鎌倉時代などの武家社会になると,端午の節句で使う「菖蒲」が「尚武(武道・武勇を重んじること)」と同じ読み方で縁起がいいということで,男の子の成長のお祝いになりました。

 ③  国の行事に
 江戸時代になると端午の節句が国の行事として定められて,庶民にも広まりました。「鯉のぼり」や「柏餅」もこの頃に誕生したと言われています。 

④  「こどもの日」が決まる!
 1948年に5月5日が「こどもの日」と制定されました。なぜ5月5日なのかというと,昔から5月5日が端午の節句として親しまれてきたことから「5月5日にしよう!」という声が多かったからだそうです。「こどもの日」は,男の子,女の子の区別なく,すべての子どもを対象にした国民の祝日です。