学校の様子(令和５年度)

　本校は前期・後期の二期制となっています。先日９月２８日(木)は前期終業式が行われました。校長先生からは「過去の自分を振り返る」ことについて、振り返りや自分を見つめ直すことの重要性、後期に向け、さらに意識をもって生活してほしい、ということを伝えられました。その後、各学級の代表生徒による発表が行われ、自分の成果や課題、後期の抱負など、自分が感じたことを全校生徒に向けて話していました。

　終業式終了後は各自に通知表が手渡されました。生徒たちは書かれている評価を読み、自分のこれまでの頑張りに満足そうな表情を浮かべていました。

　１０月２日からは後期日程となり、また新たな学習や行事が始まります。後期も常に自分の歩みを振り返り、成長のきっかけとしてほしいと思います。

　９月２２日（金）、美里町のトレーニングセンターをお借りして体育祭を開催しました。

　今年度は学年対抗で３種目（ビニールバレーボール、ドッヂビー、長縄跳び）を行いました。どの生徒たちも勝ち負けだけにこだわることなく、対戦相手をリスペクトしながら試合に取り組み、今まで一緒に練習を重ねてきた友人とのチームワークを発揮する姿が見られました。また、全学年縦割りでチームを組み、五色綱引きを交流試合として行いました。学年だけでなく小牛田高等学園生徒全員の団結力が随所に見られ、非常に見どころの多い体育祭となりました。

　開催するにあたっては、皆様方から様々な御協力をいただきました。この場を借りてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

　９月６日（水）に、第１学年の生徒が理科教室で大崎市方面の各施設を見学しました。６つのグループに分かれ、各施設を回りながら学習のポイントを掴むためのミッションに挑戦しました。

　感覚ミュージアムでは五感について、旧有備館庭園では自然について、パレットおおさきでは星や惑星について学ぶことができました。途中から雨が降り続くあいにくの天候でしたが、生徒たちはそれぞれ協力しながらミッションを進めることができました。生徒たちは今回の理科教室で新たな発見や学びがあったようで、楽しみながら見学を行うことができました。

　本校では、毎週月曜日に全校朝礼を体育館で行っています。

　朝礼は年間を通じて行われ、生徒は１年に１回は全校生徒へ向けて１分間のスピーチをすることになります。代表生徒は学園生活の出来事や部活動のことなど話す内容を自分で考え、事前に準備をしてから発表を行います。また、各委員会から必要な連絡を全校生徒に伝える場でもあります。

　生徒にとって、新たな１週間に向けての気持ちを引き締める貴重な時間となっています。

７月２４日（月）・２５日（火）の２日間の日程で、中学３年生を対象としたオープンスクールが開催されました。通常授業で行われている作業学習(園芸班、木工芸班、食品加工班、流通・サービス(清掃・接客・商品管理)班の６講座)について、本校生徒が中学生の補助役となって、１時間の体験をしていただきました。両日共にとても蒸し暑い中での開催でしたが、約３００人の生徒・保護者・担任のみなさんに参加していただきました。今回の体験が、中学生のみなさまの進路選択の一助となれば幸いです。