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生活の様子(令和6年度)

校内実習(第一学年)

 本校では前期・後期の2回、様々な事業所様に御協力をいただき、生徒が現場実習に取り組んでいます。

 第1学年の生徒は、最初の2週間、校内で外部から受託した作業に取り組んでいます。作業の正確性だけではなく、挨拶や報告などの礼儀や職場でのコミュニケーション、集中力、体力など、将来の就労に向けた基礎的な力をつけるための実習となっています。

 朝は朝礼からスタートし、ラジオ体操や心得唱和などを行います。

 

 実習内容は、小袋へのシール貼りや、段ボール組み立てなどを行います。作業時間中は座ることなく、黙々と作業に取り組みます。

 また、この期間、美里町から委託されている駅前公園花壇の植栽活動を行いました。手元の細かい作業を続けた生徒にとって、植栽活動で大きく体を動かすことは、よい気分転換となったようです。

 

 さらに、グループ実習が間近に迫る中で、外部講師を招き、ビジネスマナー講習も行いました。身だしなみや言葉遣い、仕事をする上での心がけなど、社会人として必要なマナーを講義やクイズ、実践を交えながら教えていただきました。生徒は、重要だと思うことをメモにとりながら、しっかりと話を聞いていました。

 最初の数日は長時間の作業に慣れず、生徒たちの顔に疲れが見られていましたが、日を追うごとに働くための体力や、集中して作業を行うための精神力などがついていき、生徒たちは皆、達成感にあふれた表情をしていました。

 2週間の校内実習を終えた第1学年の生徒は、校内実習で学んだことを生かし、この後の1週間、本校近隣の事業所でグループ実習を行います。この実習を通して「働くこと」の意義や大変さを実感し、将来の自分のビジョンをより明確にイメージするきっかけとしてほしいと願っています。

前期現場実習決意表明式を行いました。

  

 5月21日(火)の5・6校時、翌日からスタートする15日間の前期現場実習に向けて、本校体育館において決意表明式が行われました。

 生徒は学年ごとにステージ上に整列し、現場実習に向けて、それぞれが考えた目標や決意を全校生徒の前で発表しました。1年生は初めての実習、2・3年生は将来につながる実習ということもあり、緊張感が伝わってきました。

生徒達には実社会での経験を通じて、さらに成長してくれることを願っています。

よりよい学校生活を目指して ー前期生徒総会ー

 

 5月17日(金)に前期生徒総会を行いました。事前に各クラスから募集した、学校生活に関する要望を学校全体で協議しました。

 生徒は、資料に目を通しながらメモをとる様子などが見られ、真剣に総会に参加していました。

 

 生徒総会の最後には、学校のスローガンが発表されました。今年のスローガンは「One for all . All for one ~夢に向かって羽ばたこう~」です。

 生徒一人一人が小牛田高等学園という「社会」の一員として、よりよい環境作りに参画することや、協力して諸問題を解決しようとする姿勢を学び、卒業後、社会生活を担う一員としての自覚を養う機会になればと思います。

 

便利なものほど慎重に ー携帯スマホ利用教室ー

  

 5月15日(水)に、本校生徒を対象とした携帯スマホ利用教室が行われました。

 KDDI株式会社より講師の方をお招きし、携帯電話・スマートフォンの使い方や注意点、SNSを理由する際の注意点や心構えについてお話いただきました。

 特に、SNSは、気軽に世界の様々な人達と交流できる便利なものである反面、何気ない一言が友人関係に大きく影響してしまうことや、SNSを通して、犯罪行為や特殊詐欺行為などの事件に巻き込まれてしまうといったリスクがあることを動画や実例を交えて紹介いただきました。生徒たちは、真剣な表情で話に耳を傾けて、メモ帳に書き込んでいました。

 利便性やリスクを踏まえながら、携帯電話・スマートフォンの正しい使い方を自分で考えるきっかけにしてもらえればと思います。

先輩との交流 -部活動紹介・対面式-

 4月10日(水)から、3学年揃っての学校生活がスタートしました。先日入学した第1学年の生徒も、小牛田高等学園での新たな学習活動に取り組んでいます。

 

 10日(水)の放課後には1年生を対象とした部活動紹介が行われました。フラダンス部が演舞やバドミントン部の実演、総合文化部による作品紹介など、各部とも新入部員の獲得に向けて活動の説明や魅力をアピールしていました。1年生は今後見学や体験を経て、今年度所属する部活動を決定します。

 

 12日(金)には、第1学年と第2・3学年との対面式が行われました。1年生は一人ひとりが緊張しつつも、他の生徒や先生方に向けて自己紹介を行うことができました。1年生は、2・3年生の先輩たちから、自己紹介後に温かい拍手をもらったり、歓迎の言葉をもらったりしたことで、あらためて小牛田高等学園の一員となったことを実感したように思いました。その後、生徒会から学校紹介を受け、今後の学園生活により期待を膨らませていました。

 

 今後、様々な学習活動や部活動、委員会活動などの中で、お互いにかかわる場面があると思います。ぜひ積極的に声を掛け合い、助け合いながら学校生活を送ってもらいたいと思います。